「そよ」はキジトラ猫。
たぶん5歳くらいの女のコです。
里親募集のブログで偶然出会いました。
ひと目見た途端にどうしても一緒に暮らしたくて、
保護主さんに会いに行きました。
野良であった「そよ」は、団地の工事現場にいました。
多分仕事のじゃまになったのでしょう。
手荒い扱いを受けて傷を負ってしまいました
それを保護主さんが救出してくださったとのこと。
身体の傷はしばらくして治りましたが、
心の傷はなかなか癒えませんでした。
念願かなって我が家に来てくれましたが、
わたしにおびえて小さなかすれた声で鳴き、
壁づたいにそ〜〜〜っと移動するようなコでした。
あまりに頼りなくてはかなくて・・・
それで「そよ風」の「そよ」と名付けました。
そばに寄ることができるまで一年半かかりました。
いまでもふいに寄ると牙を向いて「シャー!」と言います。
で、「あ、しまった
」という顔をして黙ります。
何年もたっているのに・・・
それだけ暴力を受けた傷というのは深いんだな〜と。。。
今ではわたしの行く方向に先に進み、
振り向きながらトコトコと歩いていきます。
ちょっと隠れたりするとすぐ探しに来ます(その表情がカワイイ)
電話をしていると相手の声はそよに聞こえないので、
自分に話しかけてるとカワイイ勘違いをして、
ずっとず〜〜〜っと返事をしています。
そよの楽しみは夕方の天気予報
差し棒の黒い球とひとしきり戯れます。
後ろで笑いをこらえています
いつも一緒にいてくれて、ありがと